社会的養護とは?

 都内には、親の病気や離婚、虐待などの様々な事情により、親元で暮らすことのできない子どもが約4000人います。

保護者のもとで暮らせなくなった⼦どもたちを、児童福祉法に基づき公的な責任として社会的に養育することを、社会的養護といいます。

 

 社会的養護は、家庭養護と施設養護に分けられ、約9割の子どもたちは、乳児院や児童養護施設などで暮らしています。

 すぎなみ里親プロジェクトの母体である社会福祉法人聖友ホームは都内で乳児院と児童養護施設を運営しています。

施設では24時間 365日、子どもたちの生命を守り、健全な発育やより良い発達を保障し、できる限りの家庭的な養育を行っています。

 また社会的養護の地域の拠点として、施設から家庭に戻った子どもへの継続的なフォロー、里親支援、社会的養護の下で育った人への自立支援やアフターケア、地域の子育て家庭への支援などを担っています。

 日本ではこれまで施設養育中心に行なわれてきた社会的養護ですが2016年の児童福祉法改正により、実親による養育が困難な場合は、特別養子縁組による永続的解決(パーマネンシー保障)や里親による養育を推進することを明確にされました。

 つまりこれからの日本の社会的養護は、家庭養護を推進し、原則として、地域の中で養育者の家庭に子どもを迎え入れて養育を行う里親やファミリーホームを優先するとともに、児童養護施設、乳児院等の施設養護も、できる限り小規模で家庭的な養育環境の形態に変えていくことが求められているのです。

 そして今後は里親と児童福祉施設が地域と協力しながら互いに連携し支援を必要としている子どもの養育に取り組める環境の整備をしていくことが不可欠であるといえるでしょう。

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